
旅行新聞新社は、12月11日(木)、第51回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の入選施設を発表。「総合100選」で岐阜県・下呂温泉の水明館が初の1位に輝いた。
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」について
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」は年に1度、全国の旅行会社による投票を集計し、得票順に並べて入選施設を発表する事業で、観光業界で歴史のあるランキング。
投票は9月21日(日)~10月31日(金)の期間、全国の旅行会社(旅行業登録1種、2種、3種)の本社、支店、営業所など1万4296カ所に、投票案内を掲載した「旅行新聞」と投票専用ハガキを直接送り実施したほか、WEBサイトからも受け付けた。返信された投票専用ハガキとWEB投票を集計し、もてなし、料理、施設、企画の部門別100選、および4部門の合計点からなる「総合100選」が決まった。
水明館が1位&トップ10入選施設は昨年と同じ顔ぶれ
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」では水明館が、旅館100選半世紀の歴史のなかで初めて1位を獲得。2位は白玉の湯泉慶・華鳳(新潟県・月岡温泉)、3位は八幡屋(福島県・母畑温泉)がランクインした。トップ10入選施設への支持は厚く、顔ぶれは昨年と同じになったが、8位の萬国屋(山形県・あつみ温泉)、9位の大谷山荘(山口県・長門湯本温泉)が、それぞれ昨年順位から1ポイント上がった。
部門別100選は、「総合100選」1位の水明館が「もてなし部門」「料理部門」で1位、同2位の白玉の湯泉慶・華鳳が「施設部門」「企画部門」で1位となり、2館で4部門のトップを二分した。
「企画部門」では10位の大谷山荘が初のトップ10入り。同館は「もてなし部門」でも9位にランクインし、12年ぶりにトップ10に返り咲いた。「施設部門」で9位の萬国屋は7年ぶり、10位のあかん遊久の里鶴雅(北海道・阿寒湖温泉)は2年ぶりに、それぞれトップ10入りを果たした。
観光施設100選や優良観光バス30選などの結果も発表
同時に、第46回「プロが選ぶ日本の観光施設100選」、第35回「プロが選ぶ優良観光バス30選」、第9回「プロが選ぶ水上観光船30選」も発表。
「プロが選ぶ日本の観光施設100選」は、昨年度まで「プロが選ぶ観光・食事施設100選」「プロが選ぶ土産物施設100選」として発表していた事業を一本化したもの。新しいランキングになって初めての1位に、御菓子御殿(沖縄県・読谷)が選ばれた。優良観光バス30選では、名阪近鉄バス(愛知県・名古屋市)が5年ぶりに、水上観光船30選では最上峡芭蕉ライン観光(山形県・戸沢村)が5年連続で、それぞれ1位となった。
各ランキングについては、下記の旅行新聞新社HPから確認を。
この機会に、第51回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の「総合100選」で1位に輝いた岐阜県・下呂温泉の水明館はもちろん、ランクイン入りした各施設をチェックしてみて。
プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選 詳細(旅行新聞新社HP内):https://www.ryoko-net.co.jp/?page_id=69#google_vignette
(ソルトピーチ)